まず訪ねたい
大国主大神を祀る、出雲信仰の中心。国の重要文化財に指定される本殿、太い注連縄が印象的な 神楽殿など、境内は広く見どころも多い。参拝の作法は「二礼四拍手一礼」と、一般的な神社より 拍手の数が多い点が特徴とされる。
出雲大社の正門から南へ延びる参道沿いの通り。出雲そばの店やぜんざいを出す甘味処、土産物店が 軒を連ね、参拝の前後に立ち寄るのに適した門前町の風情が残る。
出雲大社のすぐ東隣に位置する博物館。宇豆柱の実物や、想定復元された巨大神殿の模型、荒神谷・ 加茂岩倉から出土した銅剣・銅鐸の実物(国宝)などを、まとめて見ることができる。
国譲り神話の舞台であり、神迎神事の舞台でもある浜辺。弁天島越しに日本海へ沈む夕日を望む、 「日が沈む聖地出雲」を代表する景勝地。
少し足を延ばして
「日沈宮」の名で知られる朱塗りの社殿と、沖合のウミネコ繁殖地・経島。近くには白亜の 日御碕灯台がそびえ、石造灯台としては東洋一の高さを誇るとされる。日本海の絶景も楽しめる。
出雲大社の東、真名井の泉の近くに鎮座する古社。樹齢1000年ともいわれる大ムクノキと、 1665年に出土した弥生時代の勾玉・銅戈の伝承で知られる。
358本の銅剣が発見された荒神谷遺跡が史跡公園として整備されている。隣接する荒神谷博物館では、 発見当時の様子や出土品のレプリカ、古代出雲の青銅器文化についての展示を見ることができる。
隣接する雲南市加茂町にあり、39個の銅鐸が発見された現場。出雲市中心部からは車での移動が 便利。出土した銅鐸の多くは古代出雲歴史博物館に収蔵されている。
写真で見る
言葉だけでは伝わらない部分を、実際の風景で。
訪問のヒント
「神在月」のページで紹介した神迎神事・神在祭は旧暦十月に行われるため、新暦では年によって 時期が変わります。この時期に合わせて出雲を訪れたい場合は、事前に出雲大社の公式サイトでその年の 日程を確認するのがおすすめです。また、境内や神門通りは参拝者で混み合うことがあるため、 早朝の参拝も一つの選択肢です。
神話の舞台、考古学の発見現場、そして今も続く祭祀――出雲市を歩くことは、日本の古代史の いくつもの層を、一度に重ねて体験することでもあります。
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